2026年11月1日から車の自賠責保険料が改定|新料金と適用日
2026年11月1日から、車の自賠責保険料が改定されます。
今回の改定では、自賠責保険の基準料率が全車種平均で6.2%引き上げられます。自家用乗用車や軽自動車も対象です。
ただし、2026年11月1日に一律で現在の契約の保険料が変わるわけではありません。
新しい保険料が適用されるかどうかは、申込みをした日や保険料を支払った日ではなく、原則として自賠責保険の「保険始期日」で決まります。
この記事では、車の自賠責保険に対象を限定し、料金の適用日や改定前後の違いについて解説します。
※この記事は自家用乗用車・軽自動車など、車の自賠責保険についてのご案内です。車検のない原付・バイクの自賠責保険については、別ページをご確認ください。
2026年11月1日から何が変わる?
損害保険料率算出機構が届け出た新しい自賠責保険基準料率は、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約に適用されます。
適用関係は次のとおりです。
- 2026年10月31日以前が保険始期日:改定前の保険料
- 2026年11月1日以降が保険始期日:改定後の保険料
大切なのは「申込日」ではなく「保険始期日」で判断されることです。
例えば、2026年10月中に申し込んだ場合でも、保険始期日が11月1日以降であれば、改定後の保険料が適用されます。
反対に、保険始期日が10月31日以前であれば、原則として改定前の保険料が適用されます。
車の自賠責保険料はいくら変わる?
車検時に利用されることが多い24か月契約では、次のように改定されます。
| 車種 | 2026年10月31日以前始期 | 2026年11月1日以降始期 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 自家用乗用自動車 | 17,650円 | 18,560円 | 910円増 |
| 軽自動車(検査対象) | 17,540円 | 18,660円 | 1,120円増 |
※本土用の保険料です。沖縄県や離島など、一部地域では保険料が異なります。
※車種や保険期間によって改定額は異なります。すべての契約が一律に6.2%上がるわけではありません。
詳しい車種別・保険期間別の料金については、自賠責保険料ページをご確認ください。
▶ 車の自賠責保険料一覧はこちら
自賠責保険料はなぜ改定される?
自賠責保険は、交通事故の被害者に対する基本的な補償を確保するため、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。
自賠責保険の基準料率は、保険料による利益や損失が生じないよう「ノーロス・ノープロフィットの原則」に基づいて算出されています。
今回の改定には、主に次のような背景があります。
- 医療費の増加などにより、保険金の支払単価が上昇している
- 過去の契約から生じた滞留資金の残高が減少している
- 賃金や物価の上昇により、自賠責保険制度の運営費が増加している
- 現在の保険料水準では、将来の保険金支払いなどに不足が生じる可能性がある
金融庁の自動車損害賠償責任保険審議会で審議された結果、2026年11月から新しい基準料率を適用することが決まりました。
自賠責保険料の引き上げ改定は、2013年以来約13年ぶりです。
10月中に申し込めば改定前の料金になる?
10月中に申し込んだだけでは、必ず改定前の料金になるとは限りません。
適用される保険料は、原則として自賠責保険の保険始期日によって決まります。
- 10月中の申込みで、始期日が11月1日以降
→ 改定後の料金 - 10月中の申込みで、始期日が10月31日以前
→ 改定前の料金
ただし、保険始期日は、単に安い料金を選ぶために自由に決めるものではありません。
車検を受ける日、現在の自賠責保険の満期日、必要な保険期間などを確認し、車検の有効期間を満たすように契約する必要があります。
現在の契約内容が分からない場合は、自賠責保険証明書に記載されている保険期間をご確認ください。
11月に車検を受ける場合は新料金になる?
11月に車検を受ける場合でも、必ず新料金になるとは一概にいえません。
自賠責保険の保険始期日や現在の契約の満期日、車検を受ける日によって適用関係が異なるためです。
確認するポイントは次の3点です。
- 現在の自賠責保険の満期日
- 新しい自賠責保険の始期日
- 車検を受ける予定日
特に10月から11月にかけて車検を予定している方は、申込日だけで判断せず、保険始期日を確認してください。
車検と自賠責保険の期間がずれないように注意
車検を受けるためには、次の車検有効期間をカバーする自賠責保険への加入が必要です。
自賠責保険の期間が不足している場合、車検を受けることができません。
一般的な継続車検では24か月契約が利用されますが、現在の自賠責保険の満期時刻や車検予定日との関係によっては、25か月など別の保険期間が必要になる場合があります。
車検切れの車や仮ナンバーを利用する場合も、通常の継続車検とは必要な手続きが異なることがあります。
分からないまま申し込まず、現在の自賠責保険証明書、車検証、車検を受ける予定日を確認してから手続きを進めましょう。
車の自賠責保険はクレジットカードで支払える?
当サイトでは、車の自賠責保険料をクレジットカードでお支払いいただけます。
申込みフォームは24時間受け付けているため、ご都合のよい時間にパソコンやスマートフォンからお申し込みいただけます。
ただし、自動的に契約が完了する仕組みではありません。
お申込み内容を保険代理店が確認し、必要な手続きとクレジットカード決済についてご案内します。通常は、お申込みから2~3営業日中に返信いたします。
お申込み内容や必要書類に不備がなく、確認がスムーズに進んだ場合には、数時間で一連のお手続きが完了する場合もあります。
一方で、車両情報や車検予定日が確認できない場合、追加確認が必要になる場合があります。
お申し込みの際は、次の情報をご用意ください。
- 車検証
- ナンバープレートの番号
- 車台番号
- 自動車の種別
- 現在の自賠責保険の満期日
- 車検を受ける予定日
- 連絡可能なメールアドレス
PDF証明書を利用する場合の注意点
当サイトでは、自賠責保険証明書をPDFデータでお届けしています。
PDF証明書で手続きできるかどうかは、利用する陸運局や手続きの内容によって異なる場合があります。
紙の自賠責保険証明書が必要か分からない場合は、車検を受ける陸運局などへ事前にご確認ください。
特に、仮ナンバーの申請や車検切れ車両の手続きでは、紙の証明書を求められる場合があります。車検当日や陸運局へ到着してからではなく、余裕を持って確認することをおすすめします。
2026年11月の料金改定前に確認しておくこと
2026年11月前後に自賠責保険の更新や車検を予定している方は、次の内容を確認してください。
- 自賠責保険証明書の満期日
- 新しい自賠責保険の始期日
- 車検を受ける予定日
- 必要な保険期間
- 車検証に記載されている車種
- PDF証明書で手続きできるか
- 紙の証明書が必要か
- 申込みから車検まで十分な日数があるか
新しい料金が適用されるかどうかだけでなく、車検に間に合う保険期間と手続き方法を確認することが重要です。
よくある質問
Q. 自賠責保険料は2026年11月1日に値上げされますか?
2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から、新しい保険料が適用されます。現在加入している契約の保険料が、11月1日に途中から変わるわけではありません。
Q. 10月中に支払えば改定前の料金になりますか?
支払日だけでは決まりません。原則として保険始期日が10月31日以前か、11月1日以降かによって適用される料金が決まります。
Q. すべての車種が6.2%値上げされますか?
6.2%は全車種平均の改定率です。実際の改定額は、車種、用途、保険期間、地域などによって異なります。
Q. バイクの自賠責保険料も変わりますか?
バイクも今回の料金改定の対象ですが、この記事は車の自賠責保険について説明しています。原付やバイクの料金は、バイク自賠責保険のページでご確認ください。
Q. 車検予定日が11月の場合、必ず新料金ですか?
必ず新料金になるとは限りません。現在の契約の満期日、新しい契約の始期日、車検予定日の関係によって異なります。
Q. 車の自賠責保険をネットで申し込めますか?
当サイトでは、申込みフォームから24時間お申し込みいただけます。保険代理店が内容を確認したうえで、クレジットカード決済や必要な手続きをご案内します。
まとめ
2026年11月1日から、車の自賠責保険料が改定されます。
主なポイントは次のとおりです。
- 新料金は2026年11月1日以降始期の契約に適用
- 申込日や支払日だけではなく、保険始期日で判断される
- 自家用乗用車24か月は17,650円から18,560円へ改定
- 軽自動車24か月は17,540円から18,660円へ改定
- 6.2%は全車種平均であり、車種や期間によって改定額が異なる
- 車検予定日と現在の自賠責保険の満期日を確認することが重要
当サイトでは、車の自賠責保険を24時間お申し込みいただけます。クレジットカード払いにも対応しています。
車検直前では確認や手続きが間に合わない場合があるため、車検証、自賠責保険証明書、車検予定日をご確認のうえ、余裕を持ってお申し込みください。
※こちらの記事は、自賠責保険(乗用車・普通バイク・大型バイク・トラック)に関する一般的な情報や背景について記載したもので、最新の契約内容や具体的な保険プランに関する詳細とは異なる場合があります。本サイト内には保険申し込みページもございますので、保険に関する具体的な内容については、取扱商品、各保険の名称や補償内容は引受保険会社によって異なりますので、ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット(リーフレット)等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。


