お盆ドライブ中に要注意!自賠責保険の期限切れ
お盆期間は事故リスクが高まる
お盆休みはすでに始まり、多くの人が帰省や観光、レジャーで全国を移動しています。高速道路や主要国道は混雑し、普段より長時間の運転や渋滞に巻き込まれる機会が増加。疲労や注意力の低下から追突や接触事故が起こりやすくなる時期です。
こうした事故が起きた際、自賠責保険は被害者への最低限の補償を行う重要な制度です。しかし、有効期限が切れていれば補償が受けられないだけでなく、法律違反として重い罰則を受けます。
お盆中でも“期限切れ運転”は許されない
自賠責保険が切れたまま運転すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金、違反点数6点という重い処分を受けます。
「お盆の間だけだから大丈夫」「帰省先から戻ってから更新すればいい」という考えは危険です。交通事故は予測できず、期限切れのままでは万一の際に自分も相手も大きな損害を受けかねません。
更新は“最短3日”程度かかる
現在のオンライン申込みサービスでは、スマホやパソコンから手続きが可能ですが、保険開始まで最短でも3日程度はかかります。お盆期間中に期限切れに気づいても、すぐに有効になるわけではありません。
そのため、もし期限が切れている、または切れそうな場合は、運転を控え、公共交通機関などに切り替えて移動するのが安全です。
2025年度の保険料は据え置き
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の自賠責保険料は昨年度から据え置きで、自家用普通車の24か月契約は17,650円です。値上げはないため、費用面での負担は変わりません。
ただし、期限切れを防ぐには、お盆が終わった後すぐにでも更新手続きを行い、次回の大型連休前には余裕をもって確認する習慣をつけましょう。
まとめ:お盆後半の安全運転と保険確認
お盆の後半は、帰省先から自宅に戻る「Uターンラッシュ」で道路がさらに混み合います。事故リスクが高まるこの時期こそ、自賠責保険の有効期限を確認し、切れている場合は早急に更新準備を始めましょう。
保険開始まで日数がかかることを理解し、期限切れ運転だけは絶対に避けることが、安全と安心につながります。
※こちらの記事は、自賠責保険(乗用車・普通バイク・大型バイク・トラック)に関する一般的な情報や背景について記載したもので、最新の契約内容や具体的な保険プランに関する詳細とは異なる場合があります。本サイト内には保険申し込みページもございますので、保険に関する具体的な内容については、取扱商品、各保険の名称や補償内容は引受保険会社によって異なりますので、ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット(リーフレット)等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。